2008年09月08日

「ディスロケイト08(アート・テクノロジー・ロカリティ メディアアートプロジェクト)」展 創造空間9001(桜木町)+ZAIM(関内)

創造空間9001での展示が行われる最終日(9月7日)に行って来ました。
創造空間9001は、昔の東横線桜木町駅の駅舎でJRの桜木町駅の横です。
ここは、一部の展示のほかに、アーティスト・トークやワークショップに使われていました。
偶然か、中国の上海を題材にしたビデオの2作品が並んで展示してありました。
DFUSEの「Brilliant City」
上海の高層住宅の34階から見える地上の風景を、カメラで捉えた映像です。学校の校庭に整列する生徒や体操する様子。軍隊の訓練、建設工事現場。撮影されている人々は、撮影されていることなど何も認識していないでしょう。カメラは、「ジーッ」と言う機械音と共に前後左右上下に動き、コマが飛んでぎこちない人の動きは、まさに監視カメラのイメージです。(作者のHPで本作品を観る事が出来ます)
DFUSEのHP 

ZHENCHEN LIUの「Under Construction」
上海の発展に伴って、地域再開発のために強制的に多くの地域住民を退去させられている。撤去し壊された家を、実写とアニメーションでつないだ映像は、灰色をした暗い空を背景に奇妙な美しさも感じさせます。空中に浮かんだような観客視線は、ゲームの映像の中を浮遊するのと何処か似ています。
ZHENCHEN LIUのHP

もう一つの会場のZAIM(関内)は、2階のフローを使って展示されていましたが、まだ、現場制作中の作品もあって、もう少し後に行って方が良かったかもしれません。

限られた展示の中では、横浜スタジアム側の展示室に展示されている津田道子と渡辺水季の作品が、非常に新鮮でした。デジタル万能の表現が主流のなかで、敢えて人を介在させるアナログ表現でデジタルには出来ない表現を目指しているように思えました。

二人とも、横浜に出来た東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻を今年卒業した1期生です。今回の展示作品の原点となった卒業制作は、ここで見ることが出来ます。
「東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻一期生修了制作展」
9月15日には、二人そろってアーティスト・トークを行うので、ぜひ直接話を聞きたいと思います。

ディスロケイト08のHP
UK-JAPAN 2008の公認イベントの紹介HP
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