2013年09月07日

「福田美蘭展」 東京都美術館 上野

今日は、金曜日。
東京都美術館、夜9時まで開いてます。で、福田美蘭展へ。
彼女の作品を観るのは2回目で、昨年秋、神田の旧東京電機大学の取り壊される校舎を使ったTrans Arts Tokyoに展示されていた二体のバービー人形(今回も出品されていますね)他が初めてでした。
卓越した技量の持ち主で、古今東西どんな芸術家のどんなに有名な作品でも美蘭流の解釈で新しい作品に生まれ変わらせてしまうとんでもないアーティストです。

東日本大震災を題材に春夏秋冬の4部作のひとつ「秋−悲母観音」は、もともと狩野芳崖の「悲母観音」。美蘭流では、非母観音が赤子を直接抱きかかえ、足元には津波に押し流される家やがれきが見えるという構図に変りました。

レンブラントの自画像の背景に描かれた不思議な丸い曲線は、作者が描き加えていくと、舌なめずりして手をポケットに入れている大きな「ドラえもん」の一部だったことが分かるという趣向。

一番気に入ったのは、美蘭の祖父で童画画家(絵本の原画や児童書の挿絵を描いている)の林義雄へのオマージュともいえる「涅槃図」。林義雄が描いてきた金太郎をはじめ様々なキャラクターが林義雄を囲んでいる、とても明るく温かみのある優しさに満ちた涅槃図です。(ついでながら、福田繁雄は、父)

会期:〜9月29日(日)
会場:東京都美術館(上野)
休室日:毎週月曜日、9月17日(火)、24日(火) (但し16日(月)、23日(月)は開催)
開催時間:午前9時30分から午後5時30分まで
夜間開催:金曜日は午前9時30分から午後9時まで
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